日馬富士：協会意向受け入れ 騒動の記録、初場所に残さず | 毎日新聞

鳥取県警の事情聴取を終え両国国技館を出る日馬富士関＝東京都墨田区で２０１７年１１月１７日午後９時２５分、長谷川直亮撮影 大相撲の横綱・日馬富士関（３３）＝伊勢ケ浜部屋＝が２９日、前頭・貴ノ岩関（２７）＝貴乃花部屋＝への暴行問題の責任を取る形で引退を決めた。 「引退はしたくない。やる気は十分にあるんだ」。九州場所中に日馬富士関が、自らの知人にもらした言葉だ。無期限の休場でもいい。何とか土俵に戻りたいと思っていた横綱がこの日に引退を決めたのは、次の場所の番付に「横綱・日馬富士」の不名誉な名前を残したくない、騒動を引きずりたくないという協会の意向を、受け入れざるを得なかったということだ。 ２９日朝、九州場所を終えた福岡国際センターで大相撲初場所（来年１月１４日初日、東京・両国国技館）の番付編成会議が開かれた。横綱から序ノ口までの力士の序列を決める会議で、「１枚違えば虫けら同然」と言われる、力士に

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協会からの引退の圧力があったと。事実だとしたら、日馬富士ファンは抗議するべき。本人は処分を受けても続けたい意向だったのに、協会がそれを潰したのだから。