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中国医学から生まれた薬ががんに効く可能性
中国雲南省にある研究センターでサンシチニンジン(三七人参)の育ち具合を調べる、米エール大学の鄭永... 中国雲南省にある研究センターでサンシチニンジン(三七人参)の育ち具合を調べる、米エール大学の鄭永齊(ジョンヨンチー)教授。鄭は伝統医学に基づいた生薬による治療を研究している。がん治療のために開発した薬は治験段階に入った。PHOTOGRAPH BY FRITZ HOFFMANN 中国医学の文献の記録は、古くは紀元前3世紀までさかのぼる。人体を観察してその機能を分析し、生薬やマッサージ、鍼といったさまざまな治療に対する効果を記したのが始まりだ。それから2200年以上たつが、この間に知見が蓄積され、洗練されて、風邪から性病、麻痺からてんかんまで、あらゆる健康問題に対処できる知識体系ができ上がった。 現在、中国の医師は近代の医学体系に基づいた教育を受け、免許を交付されているが、国家の医療体制には伝統医学もしっかり根づいている。病院のほとんどに、伝統医学の専門病棟が設けられているほどだ。習近平国家主
2018/12/28 リンク