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「進化心理学」はどこまで正しいのか?|河田 雅圭
人間の心理や行動の進化を扱う研究は、批判にさらされてきた。とくに、狩猟採集環境で設計された心理メ... 人間の心理や行動の進化を扱う研究は、批判にさらされてきた。とくに、狩猟採集環境で設計された心理メカニズムを想定し、それを人間本性論として一般向けに語る潮流は、Buller により「ポップ進化心理学」と名づけられ、その推論の各段階に誤りがあると論じられている(1)。英語圏では、こうした批判は通俗書だけでなく学問としての進化心理学にも向けられてきた。しかし日本では、科学哲学の立場からの検討(2)はあるものの、進化学の側からの体系的な批判は限られている。本稿では、進化心理学が前提としてきた心理メカニズムや方法論が、現代進化学からみて、もはや通用しない点などを指摘する。 Masakado Kawata. (2026) How Well Founded Is Evolutionary Psychology? 本稿は、進化心理学に対する学術的な側面からの批判でもあるため、やや専門的な内容を含んでいます



2026/07/29 リンク