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QTEが目指した「ゲームの夢」と現在地|遊星歯車機関
文・テトラポッド葉山 『HEAVY RAIN 心の軋むとき』(ソニー・コンピュータエンタテインメント, 2010年... 文・テトラポッド葉山 『HEAVY RAIN 心の軋むとき』(ソニー・コンピュータエンタテインメント, 2010年)に、主人公が自らの指を切り落とさなければならない場面がある。求められる操作は単純だ。それなのに私は、しばらくその操作ができなかった。コントローラーを握ったまま、画面の前で固まってしまった。操作自体は何も難しくないのに。 命の選択!指を切るか、息子を見殺しにするか!ヘビーレイン実況プレイこれは、ご存じクイックタイムイベント(QTE)と呼ばれる仕組みの一場面だ。QTEというゲームメカニクスは、その登場以来、ずっと嫌われ役を背負わされてきた。 「反射神経を試されるだけ」 「ムービーくらいゆっくり見せてくれ」 「結局は暗記ゲーになる」 そんな声を、ゲーム好きなら一度は耳にしたことがあるだろう。それなのに私は、その嫌われ者の仕組みで、ボタンを押せなくなるほど心を動かされた。 嫌われるは



















2026/10/11 リンク