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「ながら」と「によって」のあいだ:エルサルバドルの治安回復を「人権侵害の成功」と呼べるか|Reading Monkey
橘玲氏は、2026年7月20日付の記事「人権を侵害して治安を急回復させたエルサルバドルの『不都合な成功』... 橘玲氏は、2026年7月20日付の記事「人権を侵害して治安を急回復させたエルサルバドルの『不都合な成功』」において、ナジブ・ブケレ政権による非常事態、大量拘禁、巨大刑務所CECOTへの収容、適正手続の制限を取り上げ、それらを契機として犯罪が大幅に減少したと論じている。^1 同記事の重要な功績は、リベラルな政治思想が回避しがちな事実を正面から提示したことにある。 エルサルバドルの治安は実際に大幅に改善した。しかも、その改善は、自由と人権を深刻に制約する政策の下で生じた。治安を回復できない政治思想は、抽象的にどれほど高潔であっても、選挙において支持を失いうる。この警告は真剣に受け止める必要がある。 しかし、元記事の結論は、この重要な事実から一歩を踏み越えている。 政策に人権侵害が含まれていたという事実と、人権侵害が政策の有効成分であったという因果命題は同一ではない。 言い換えれば、 ブケレ政権
















2026/07/21 リンク