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単行本4000円時代が来る前に考えておくべきこと(後編)|もしかしたらあるかも知れない出版業界の未来|田中裕士
前編、中編を通じて書いて来たように、これまで価格政策があまり語られてこなかった日本の出版業界は、... 前編、中編を通じて書いて来たように、これまで価格政策があまり語られてこなかった日本の出版業界は、急激な値上がりに直面しています。 この回ではまず、他業界の値上げの成功例、失敗例を見ながら、良い値上げと悪い値上げ、値上げの際に考えておくべき事を考察します。 中編では、単行本が3000円を超える日は遠く無いと書きました。従って、単行本3000円時代を想定して対策を立てても、その後に起きる事態に追随して対応するだけで手一杯になってしまう可能性があります。原材料費、物流費の高騰に加えて、書店数の減少や配本数の減少がさらなる物流効率性の低下につながる可能性があるからです。 単行本4000円時代が来たらどんなディストピアが発生するのか、という想定からバックキャストして様々な可能性を考えておくシナリオ分析が必要になるでしょう。 最後に、このシリーズの始まりに立ち返って、出版業界は「斜陽産業」で終わるのか




2026/09/29 リンク