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祝祭を担う者たち|浅生鴨|note
二年ほど前に、東京藝大卒業式に出席した時に書いた感想。諸事情あって、どこにも掲載されなかったので... 二年ほど前に、東京藝大卒業式に出席した時に書いた感想。諸事情あって、どこにも掲載されなかったので、ここに載せておく。 上野駅を出て緩やかな坂を上り、公園に入る。気温は五度くらいだろうか。傘を持つ手が悴んで痛い。雨の中、中国からの観光客らしき人たちが、花が開いたばかりの桜にスマートフォンを向けている。美術館のそばを通り抜け珈琲店のある角を左に折れると、やがて道を挟んだ両側に門が現れる。右手の門には東京藝術大学卒業式場と書かれた看板が立てかけられており、その前で着物を着た卒業生が母親とともに写真を撮っている。門の脇には看板前で写真を撮るための長い行列ができていて最後尾というプラカードまで用意されている。 ごくたまに頼まれて講義をしたり学生のイベントに呼ばれたりする以外、ふだん僕は大学というものにほとんど縁がない。ましてや卒業式を見る機会などまったくない。 男性も女性も着物を身につけている人の割