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時代劇の病気の時
昔(平安か鎌倉時代)、紫色に布を染める染料は紫根草(紫草)の根を使っていたんだそうです。紫根草の... 昔(平安か鎌倉時代)、紫色に布を染める染料は紫根草(紫草)の根を使っていたんだそうです。紫根草の根には、染料以外に解熱、涼血解毒の生薬としての薬効があるそうで、本草綱目にも記載されているとか。 で、紫に染めた布を病結びに使っているのは、それなりに意味のあることだそうです。 また、紫色というのは昔は高貴な人が使う色だそうで、高位な公家が身につけた冠の紐は紫色だったとか。相撲の結びの一番を裁く行司の持つ軍配の紐も紫色だったような・・・。 今は化学染料で染めているので紫色の布で鉢巻きをしてもなんの薬効もありません。気合いを入れるにはいいかもしれませんが。