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次期首相が色目を使う小泉進次郎の政治力 「安倍対石破」はラブコール合戦に
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次期首相が色目を使う小泉進次郎の政治力 「安倍対石破」はラブコール合戦に
「安倍氏の3選確実」と報じられ、盛り上がりに欠ける自民党総裁選。9月10日に安倍晋三首相、石破茂元幹... 「安倍氏の3選確実」と報じられ、盛り上がりに欠ける自民党総裁選。9月10日に安倍晋三首相、石破茂元幹事長が演説会を開いたが、2人の発言内容は「いつも通り」とされ、ニュースでの扱いは小さかった。だが永田町での受け止めは違う。2人の発言を読み解くと、小泉進次郎筆頭副幹事長への「ラブコール合戦」という側面がみえるからだ。2人の「論争」を再現してみよう――。 基本的には従来の主張を繰り返しているだけだったが…… 総裁選は7日に告示されたが北海道地震の影響で3日間、選挙運動を自粛。10日の立会演説会と記者会見が論戦のスタートとなった。演説会は届け出順に安倍氏、石破氏の順で20分ずつ行った。 安倍氏が5年8カ月の安倍政権の成果を強調し、石破氏は安倍氏の強引な政権運営を暗に批判して「真実を語る」政治への決意を語る、といった内容。アベノミクスの評価、憲法論、防災対策などで2人の違いは見えたが、基本的には従