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J-POP界の開発屋、なぜ角松敏生はいつも早すぎるのか? vol.6
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J-POP界の開発屋、なぜ角松敏生はいつも早すぎるのか? vol.6
(Vol.5からのつづき) これまで5回にわたり角松の「いつも時代より早すぎる」軌跡を辿って来たわけだ... (Vol.5からのつづき) これまで5回にわたり角松の「いつも時代より早すぎる」軌跡を辿って来たわけだが、サウンド面の先取り精神とは裏腹に、彼の歌う世界観はいつもコンサバで、時にアナクロニズムさえ感じさせる。 それというのも、角松の創作スタイルが、自分の経験を切り出して話を紡ぐ「私小説」タイプだからだ。ゆえに私生活が行き詰まると、作品づくりもストップしてしまう。 ファンには知られた話だが、1993〜98 の5年もの間「活動凍結」をしていたのも、苦しみ抜いての離婚や、それにまつわる多情多恨な女性関係が原因である。どこまでも太宰治みたいな男、それが我らが KADOMATSU。 もうひとつ、角松の「俗っぽい」要素が、大のスッチー(死語だが、あえて80年代風に使わせてもらう)好きなところだ。 客室乗務員や空港を描いた作品がいくつもあるし、ステージにスチュワーデス版リカちゃん人形を同伴していたことも

