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戦争ドキュメンタリーの常識を覆す「ゆきゆきて、神軍」観る者を今も圧倒する奥崎謙三とは
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連載【ディスカバー日本映画・昭和の隠れた名作を再発見】vol.19-「ゆきゆきて、神軍」 「プラトーン」... 連載【ディスカバー日本映画・昭和の隠れた名作を再発見】vol.19-「ゆきゆきて、神軍」 「プラトーン」を超えた映画、「ゆきゆきて、神軍」 1987年8月。確か新聞でだったと思うが、“プラトーンを超えた映画” という活字が、当時大学生だった筆者の目に飛び込んできた。『プラトーン』とはベトナム戦争を題材にしたシリアスな作品で、その年のアカデミー賞を受賞。《重厚な映画だった……》と、当時つけていた映画鑑賞ノートに筆者は記している。ともかく、それを超えた映画――『ゆきゆきて、神軍』を観ないわけにはいかない。というわけで、唯一の上映館であるミニシアター、渋谷のユーロスペースに足を運んだ。 ユーロスペースは、現在は道玄坂の奥にあるが、当時は同じ渋谷でも井の頭線や国道246号を挟んだ反対側の桜丘にあった。小さな劇場で、座席も80席ちょっとしかなかったと思う。そんなミニシアターでの映画が新聞に取り上げら

