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資生堂 vs カネボウ CMソング戦争 〜 松田聖子が覆したコスメ界の常識
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資生堂 vs カネボウ CMソング戦争 〜 松田聖子が覆したコスメ界の常識
84年は、化粧品CMにアイドル歌手が登場するようになるターニングポイントの年であった。それまで{大人... 84年は、化粧品CMにアイドル歌手が登場するようになるターニングポイントの年であった。それまで{大人の商品}であった口紅やアイシャドーのCMは、正統派の女優やモデルの聖域であった。それを素人上がりのアイドルが侵食し始めたのである。その{聖}なる領域に先陣を切ってズカズカと入り込んで来たのは、{聖子}という名の女であった。 本名を蒲池法子というその女の子は、高校生のとき、一度は渡辺プロから声がかかるも、「ガニ股である」という理由で契約を却下される。しかし、サンミュージックの相澤秀禎社長が、歌手としての才能を買って契約、松田聖子の芸名を授けられる。 彼女のデビュー曲『裸足の季節』がメディアで話題になったのは、資生堂のおかげであった。新製品「エクボ洗顔フォーム」のCMソングとして使われたのである。けれど、CMには歌のみ出演で、広告モデルには山田由紀子が起用された。この辺の事情について、相澤社長や

