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多様性と画一性 - サラダ坊主日記
ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」(光文社古典新訳文庫)を漸く読了した。 この書物は「自由」と... ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」(光文社古典新訳文庫)を漸く読了した。 この書物は「自由」という哲学的な観念を理論的に位置付ける為に書かれたものではなく、著者の視線は極めて実践的な次元に立脚しているように感じられる。体系的な論文であると言うよりも、著者が「自由」という主題に就いて自在に考え、言葉を書き記した批評的なエッセイの風格が全篇に行き渡っている。 ミルは、抽象的で哲学的な概念としての「自由」には、然して関心を懐いていない。彼が考究するのは専ら社会と個人の関係性における「自由」の具体的な要件であり、その適用の範囲に就いて妥当な基準を如何にして定めるべきか、実践的な立場から、具体的な事例を踏まえつつ思索を積み重ねることが、彼の本意であり、眼目なのだろうと思う。 ミルの提示する見解は何れも断片的で、個別の事例との関係性や文脈をその都度、考慮に入れなければ、彼の丁寧な省察が具体的な有用
2017/02/27 リンク