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チバニアンに別の研究団体が異議を唱え、審査が中断 | スラド サイエンス
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チバニアンに別の研究団体が異議を唱え、審査が中断 | スラド サイエンス
千葉県市原市田淵にある77万年前の最後の磁場逆転を示す「千葉セクション」を模式地とし、中期更新世を... 千葉県市原市田淵にある77万年前の最後の磁場逆転を示す「千葉セクション」を模式地とし、中期更新世を「チバニアン」と命名するかどうかを決める国際学会連合の1次審査が2017年11月に通過したが(過去記事)、その後の審査が4月から中断しているという(毎日新聞)。「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」(茨城大名誉教授楡井氏が会長)が異議を唱えて国際学会連合とイタリアの競争相手にメールを送ったようだ。 楡井氏は取材に対して「チバニアンは諦めた方がいい」と述べている。申請前の2015年に千葉セクションで十分なデータが取れなかったため、2キロ先の地層のデータを使って補強したのを、捏造/ドーピングなどと表現している。しかし、申請者の茨城大や国立極地研究所などの研究チームは、申請時には千葉セクションだけですべてのデータをそろえ、専門誌に掲載された査読論文に基づいて申請した。 「古関東深海盆ジオパーク認証