南海高野線の不通区間、4月上旬再開へ 上古沢の列車交換機能は下古沢に移設 | 乗りものニュース

台風で被災した南海電鉄高野線の上古沢駅では、復旧工事が進行中。早期運転再開と多客期対応の観点から、列車の行き違い機能は同駅隣の下古沢駅に移設されます。 橋本～高野山間でダイヤ修正を予定 南海電鉄は2018年2月28日（水）、災害で運転を見合わせている高野線の高野下～極楽橋間について、上古沢駅（和歌山県九度山町）に設けていた列車の行き違い機能を下古沢駅（同）に移設すると発表しました。 難波駅側から見た下古沢駅の工事状況。上古沢駅の列車行き違い機能は、下古沢駅に移設される（画像：南海電鉄）。 上古沢駅では2017年10月に、台風21号の影響で土砂流出が発生。現在は和歌山県の支援を受けて、復旧工事が進められています。 南海電鉄によると、県で5か所、同社で1か所の地盤調査をした結果、幅約60m、斜距離約100m、深さ約23mにわたって地滑りが発生したことが判明。現在、変動はほぼないといいますが、対