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風邪による受診における抗菌薬の処方率 岡山大学などの分析で判明
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風邪による受診における抗菌薬の処方率 岡山大学などの分析で判明
岡山大学などの研究グループは、風邪の治療における抗菌薬の使用状況を医療ビッグデータを用いて明らか... 岡山大学などの研究グループは、風邪の治療における抗菌薬の使用状況を医療ビッグデータを用いて明らかにした。 このように抗菌薬の必要性が低い疾患で抗菌薬が使用されると、副作用の危険があるだけではない。抗菌薬使用の増加に伴い、抗菌薬への耐性を獲得した薬剤耐性菌の発生が増えており、世界的に対策が求められている。 必要性の低い抗菌薬の使用を減らす取り組みが国際社会で進む中、日本でも、薬剤耐性対策のアクションプランが策定されている。しかしながら、これまで、経口抗菌薬が多く処方される外来診療において、急性気道感染症に対する抗菌薬の使用状況を把握するための大規模な研究は不足していた。 本研究では、多数の医療機関の診療報酬明細情報をもとに、2013~2015年の日本国内における865万回の風邪による外来受診を分析した。その結果、風邪による受診の半数以上(52.7%)に抗菌薬が処方されていることがわかった。さ