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建築の世界史──中川武教授最終講義のために中川武教授最終講義・記念シンポジウム「世界建築史をめぐって」
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建築の世界史──中川武教授最終講義のために中川武教授最終講義・記念シンポジウム「世界建築史をめぐって」
本日は、中川武教授最終講義の場に招かれて光栄に思います。私は建築には多少の縁がありました。かつて... 本日は、中川武教授最終講義の場に招かれて光栄に思います。私は建築には多少の縁がありました。かつて『隠喩としての建築』という題の本を書いたし、また、1990年代に、ANYという建築家の国際会議に十年ほどかかわっていました。しかし、私が考えたのは、あくまで「隠喩としての建築」であって、現実の建築に関しては無知です。だから、今日のような場で話す資格も能力もありません。 にもかかわらず、ここに来たのはなぜか。ひとつには個人的な因縁です。私は『世界史の構造』(2010)という本を書き、そのあと、そこに書き足りなかったことを書くような仕事をしてきました。そのひとつが『帝国の構造』という本です。昨秋それを青土社から出版しました。その本を編集したのが贄川雪さんという人で、彼女は早稲田の大学院出身です。また、彼女は、中川さんの本『日本の古建築』を編集しています。それは、つい昨日刊行されたばかりです。私が中川

