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サマーブロンド [著]エイドリアン・トミネ | レビュー | Book Bang -ブックバン-
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サマーブロンド [著]エイドリアン・トミネ | レビュー | Book Bang -ブックバン-
マンガは読まないので、ふだんならスルーするところだが、著者は「ニューヨーカー」のカバーを担当する... マンガは読まないので、ふだんならスルーするところだが、著者は「ニューヨーカー」のカバーを担当するイラストレーターというし、なにより表紙の絵が素敵だ。素足にサンダルを引っかけた女の後をいく男の影。その上に載っている「summer blonde」というクレヨンで書いたような文字。 四編とも舞台はサンフランシスコのベイエリアで、マジョリティーのようには生きられない屈託を抱えた若者が登場する。特に親近感を覚えたのが「別の顔をした僕」の主人公だったのは、彼が物書きだからか。一作目で一応名をあげたものの、二作目が書けなくて悩んでいるという身につまされる設定。彼は左目がやや小さく斜視の気味がある。夜ベッドの灯りを消しメガネをはずして左目をもんでいると、隣に寝ているガールフレンドが天井を見ながら、前は会うたびにしてたよね、とつぶやくところなど、行間のニュアンスが絶妙。絵による小説に近い。それも、言葉を切り