「第2のニコタマ」、新旧住民 住み替えの核に - 日本経済新聞

渋谷から東急田園都市線で40分ほどのすずかけ台駅（東京都町田市）。周辺にはつくし野や南つくし野といった閑静なベッドタウンが広がる。駅前は子どもの遊び声が響く一方、住宅街には管理が行き届かなくなった空き家も少なくない。多摩丘陵に造成された住宅街は坂が多い。1月のある日も小ぶりのスーツケースを引いた女性（78）が休憩しながら坂を上っていた。近所の畑でダイコンやブロッコリーを育てている女性。スーツケ

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で、若い世代が坂がしんどくなるまで待つ、と。「坂がしんどくなった高齢者が駅前に移り住み、代わりに若い世帯が入ってくる循環を生みたい」