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定家、そして子規・茂吉|ちくま学芸文庫|久保田 淳|webちくま
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定家、そして子規・茂吉|ちくま学芸文庫|久保田 淳|webちくま
ちくま学芸文庫『藤原定家全歌集 上・下』の校訂・訳を手がけた久保田淳氏が全歌集ならではの面白みに... ちくま学芸文庫『藤原定家全歌集 上・下』の校訂・訳を手がけた久保田淳氏が全歌集ならではの面白みに触れられた一文をPR誌『ちくま』9月号より転載します。 藤原定家の名とともに多くの人々が直ちに思い出す歌はどれだろうか。百人一首のかるたで聞きなれた「こぬ人をまつほのうらのゆふなぎにやくやもしほの身もこがれつゝ」だろうか、それとも新古今集の代表歌のように言われる「春の夜の夢のうきはしとだえして峯にわかるゝよこぐものそら」だろうか。この集には三夕の歌の一つとされる彼の「見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」もある。 「貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に有之(これあり)候」(「再び歌よみに与ふる書」)と、和歌の改革をめざして大鉈をふるった正岡子規は、定家についても「こまとめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮」と「見わたせば花も紅葉も」などがもてはやされる程度だと評し