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第16回 哲学の訓練(その四)|人生がときめく知の技法|山本 貴光,吉川 浩満|webちくま
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第16回 哲学の訓練(その四)|人生がときめく知の技法|山本 貴光,吉川 浩満|webちくま
■ ひとつの基準、たくさんの練習 山本 前回は、心像を正しく用いるための訓練についてお話ししました。... ■ ひとつの基準、たくさんの練習 山本 前回は、心像を正しく用いるための訓練についてお話ししました。 吉川 エピクテトス先生は、練習あるのみ、とおっしゃる。とにかくたくさんの心像を吟味せよ、と。 山本 うん。その際に吟味の基準となるのは、権内(意志内)のものか権外(意志外)のものか、という区別だったね。 吉川 これまで何度も確認してきたように、エピクテトス先生の教えでもっとも大事なことは、自分の権内にあるものと権内にないものとを区別することだった。 山本 言い換えれば、自分の意志でどうにかできるものと、自分の意志ではどうにもできないものの区別だね。 吉川 事故や故障で電車が止まったとき、駅員さんにわめきたてる人っているよね。 山本 いくら文句を言ったところで、それで電車が動くようになるわけじゃないのに。 吉川 もちろん、大事な約束に遅れそうだとか、いろいろと事情はあるだろうし、誰だってそう