『君の膵臓を食べたい』 陰キャラでコミュ障なのが強さの表現として称揚されるとか……オタクのお姫様願望も極まれり (柳下毅一郎)

『君の膵臓を食べたい』 陰キャラでコミュ障なのが強さの表現として称揚されるとか……オタクのお姫様願望も極まれり (柳下毅一郎) 2017年08月14日 19時26分 カテゴリ： 殺しの映画レビュー タグ : 住野よる • 北川景子 • 北村匠海 • 吉田智子 • 大友花恋 • 小栗旬 • 月川翔 • 本屋大賞 • 松谷卓 • 柳田裕男 • 浜辺美波 • 矢本悠馬 →公式サイトより 『君の膵臓を食べたい』 監督 月川翔 原作 住野よる 脚本 吉田智子 撮影 柳田裕男 音楽 松谷卓 出演 浜辺美波、北村匠海、大友花恋、北川景子、小栗旬、矢本悠馬 ラノベ投稿サイトから発掘されて発売即80万部のベストセラー、本屋大賞でも第二位になった人気青春小説の映画化ということでさっそくの大ヒット、中高生が泣きにきてたいへんなことになっている映画である。いやあこれが今風のラノベって奴なんですねえ。勉強させてもら

[katin]

受け身の主人公が男であるのが「今風」って……。こういうのって、とっくの昔から定番なパターンであるような

[soylent_green]

女の子に振り回されるのは特に今風とも感じず伝統的なスタイルな気がするがどうなんだろう

[Flymetothemoon]

オタク向けと言う認識がまるでなかった。七月さんのも世間的には「オタク向け」なんだろうか。

[oka_mailer]

陰キャラでもコミュ障でもそのままで良いじゃない、とならずそれが孤独に耐えれる強さの証、みたいなの男性性の呪いっぽい。解釈マッチョ。

[Louis]

「なんの取り柄もない地味な女子高生がひょんなことから学園の王子様に見初められて……というパターンのお話、何度読まされてきたことか。だがこれは受け身の主人公が男なのである」

[kei_mi]

日本映画は(今も!)役所広司が支えてるわけだが、その後継者は小栗旬の模様

[toshi20]

あー、とりあえず見とかなきゃなあ、と思いつつ後回しにし続けて今に至る。

[okbc99]

“だがこれは受け身の主人公が男なのである。陰キャラでコミュ障なのが強さの表現として称揚されるとか……”これは村上春樹の確立した手法で別に珍しくないのでは