UBICとオラクル，訴訟に向け電子データを証拠として保全するシステムで協業

UBIC（本社東京）と日本オラクルは，グローバルに事業を展開する企業を対象に，訴訟が起きたときにコンピュータ・システム内の情報を証拠として保全する作業などを支援するシステムについて，協業すると発表した。UBICは企業で個人が使用するパソコンを含めて，コンピュータ内の情報のうち訴訟対応に必要なものの場所を把握し，分析するという作業を支援するツール「UBIC Lit i View」を提供している。これをオラクルの文書管理ツール「Oracle Enterprise Contents Management」と組み合わせることで，証拠文書の版管理，アクセス管理，文書の保存期間の管理，文書の凍結などが容易になる。