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米加州で80MW超の大規模蓄電池を導入、ガス火力を代替へ
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米加州で80MW超の大規模蓄電池を導入、ガス火力を代替へ
ガス火力の燃料不足に現実味 2016年10月、米カリフォルニア州の天然ガス貯蔵施設で大規模なガス漏れの事... ガス火力の燃料不足に現実味 2016年10月、米カリフォルニア州の天然ガス貯蔵施設で大規模なガス漏れの事故が発生した。天然ガスの不足が危惧され、電力の需要ピーク時における供給不足にも現実味が出てきた。こうした事態の中、同州の州知事は急きょ、出力約100MWの大規模蓄電池の入札、そして建設を電力会社に促した。 これを受け、カリフォルニア州に数サイトで80MWを超える大規模蓄電池が緊急に導入された。その一つには、米テスラ社が供給した容量80MWh・定格出力20MWのLiイオン蓄電池が含まれる。この蓄電池の運営はすでに2016年末から始まっているが、2017年1月末に正式な完成記念式が行われた。 「ミラ・ロマ」と呼ばれるこの蓄電池プロジェクトは、10MWの2つのモジュールからなっており、各モジュールは198のパワーパック2(Powerpack2)と、14のインバーターから構成される(計396パワ