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←前編を読む 韓国でもう一つ感動したのは、国を挙げて情報化プロジェクトの開発方法論を標準化している... ←前編を読む 韓国でもう一つ感動したのは、国を挙げて情報化プロジェクトの開発方法論を標準化していることだ。開発スキーム、作成するドキュメント、プロジェクト管理手法などをすべて標準化して、すべての関係者がそれを順守して開発しているそうだ。 事業部門任せでは価値創造は困難 このため、開発したベンダーとメンテナンスするベンダーが違っても、問題なくスムーズに移行できるという。ここまで標準化されていれば学校での教育もやりやすいし、SE(システムエンジニア)も働きやすく効率的に仕事ができる。 では、日本がキャッチアップするためにはどうしたらいいのか。印象的な二つの点について述べたい。 一つは、「情報化するときにお客様への新しい価値をどういう形で提供するのか」というデザインを描いてからシステム開発に着手することを、私たちも徹底しなくてはいけないということだ。 反省するに、今までの情報化はビジネスサイド(