検証：セブン人事案、緊迫の取締役会（その１） 崩れた「鈴木王国」 無記名投票、身内が離反 - 毎日新聞

「人事案には納得いかない。私は反対します」。東京都千代田区のセブン＆アイ・ホールディングス（ＨＤ）本社９階会議室で７日午前９時半に始まった取締役会。中核子会社セブン−イレブン・ジャパンの井阪隆一社長兼最高執行責任者（ＣＯＯ、５８歳）を交代させる人事案について、創業家出身の伊藤順朗取締役（５７）がきっぱりと発言した。「好業績を上げており、交代させる理由がない」 この人事案を主導したのは鈴木敏文会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ、８３歳）。２月１５日に井阪氏に退任を内示し、一旦は了承を得た。しかし、２日後に井阪氏が翻意を伝えると、３月には取締役候補を選ぶ指名・報酬委員会を設置して社長交代案を提出した。 この記事は有料記事です。 残り785文字（全文1085文字）

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誤算だったのが採決方法だ。会社側は挙手による採決を予定していたが、「鈴木氏の顔色を気にする役員もいる」（社外取締役）と異論が出て、無記名投票に切り替えられた。

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うーむ

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セブン＆アイ