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維新派「アマハラ」松本ノート手がかりに、平城宮跡に“廃船”浮かべる
「アマハラ」は、2010年に初演した「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」を再構成した作品で、日本・... 「アマハラ」は、2010年に初演した「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」を再構成した作品で、日本・中国・韓国の3カ国が行う文化交流プロジェクト「東アジア文化都市」の一環として上演される。常に新作を作り続けてきた維新派にとって再演は珍しいことだが、松本はその「東アジア文化都市」の事業趣旨と、平城宮跡という場所が、「台湾の、~」が内包する作品的テーマに繋がると考えたのだという。 「アマハラ」の開演時間は、毎日17時15分。奈良を愛し、平城宮跡での上演を強く望んでいた松本が、生駒山に夕日が落ちる時間を計算して決めた。山崎は、「松本は20年ほど前に知人に連れて行ってもらったようなのですが、奈良の、特にこの平城宮跡にとても思い入れがあって、いつかはここで公演したいとずっと思っていたようです」と語る。 登壇者たちの前の机には、“廃船”というアイデアから生まれた、今回の美術模型が置かれていた。「奈良は
2016/08/21 リンク