＜ベイスターズ社長の独り言＞第17回「苦戦のチームに何ができるか」 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

開幕から早くも1カ月を迎え、横浜スタジアムでは10試合を戦い終えました（4月19日時点）。そのうち8試合が満員となり、すでに売り出されている6月までのチケット販売も非常に好調です。 しかしながらチームの成績は5勝14敗1分の最下位。苦しい戦いが続いています。先発投手が粘り強く試合をつくっている一方でリリーフ陣の投球が安定せず、打線もつながりを欠いて得点力不足から抜け出せない状況です。ランナー一塁の場面でのチーム打率の低さがそれを顕著に表しています。 「層が足りていない」状況にいかに対応するか？ 昨季3番を打った梶谷隆幸を故障で欠き、新外国人のロマックも日本の野球に適応できずファームでの調整に回っています。彼らの穴を埋められずにいる状況が意味するのは、結局のところ、戦力の「層が足りていない」という現実であり、早急に対策を講じなくてはなりません。 球団の経営者という立場は、起用・采配は監督に、