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死骸に乗る男 | 砂村隠亡丸の余苦在話-よくあるはなし-
こんな話がございます。 平安の昔の話でございます。 ある男がございまして。 どんな事情があったかは知... こんな話がございます。 平安の昔の話でございます。 ある男がございまして。 どんな事情があったかは知りませんが。 長年連れ添った妻を離縁しまして。 一人で家を出ていってしまいました。 妻はこれを心から怨む。 嘆き悲しんで日を送る。 そのうちに、ついに患いつきまして。 挙句に亡くなってしまいました。 その女には、親兄弟も親しい者もございませんでしたので。 弔いを出してくれる者もなければ、死を気にかけてくれる者さえない。 亡骸は、家の中に打ち捨てられたままトなっておりました。 ところが、怨念というものは恐ろしいものでございます。 女の亡骸からは、髪の毛が一向に抜け落ちません。 肉は腐り落ちても、骨はいつまでも整然ト繋がって崩れない。 その様子を、隣家の者が壁の穴から毎日覗き見ておりまして。 ただでさえ、死霊の怨念に恐れ慄いておりましたが。 女の死骸を、常に異様な光が包んでいる。 家鳴りも始終止
2016/07/14 リンク