国連人権理事会での日本政府スピーチを読み解く：「小農の権利に関する国連宣言」 | Lifestyle&平和＆アフリカ&教育&Others

我が家の庭の「楽園」について書いた途端にパラダイス（楽園）文書の話が出てきて、これはこれでどうしても書かなければならない点が多々あるのだけれど、未だ材料が十分でないので、その話の前に、前から世界的に話題になっていたことについて書いておこうと思う。 少し前に国連人権理事会で議論されてきた「小農と農村労働者の権利に関する国連宣言」について紹介した。 完成間近の国連「小農の権利」宣言、そしてモザンビーク小農の異議申し立てhttp://afriqclass.exblog.jp/237279049/ 7月に忙しい中投稿していたので、肝心の日本政府の対応を調べる余裕もなく、しかし後日、日本を含む世界中の仲間たちから「日本どうなっての〜！」のお叱りを受けて、びっくりしたのだけれど、なんと第4回会議が開催された5月15日（19日までジュネーブで開催）の冒頭に、こんな意見を表明していた。。。 第4回会合の詳

[haruhiwai18]

"モザンビーク北部の「小農支援のため」と称して費やしてきた何十億円もの日本の資金は…彼らの権利を侵害し続ける政府の側を強化することに役立てられてこなかったろうか？"　→主体性を破壊(ニッポソしぐさ)

[wkatu]

『日本の援助関係者が「一生懸命モザンビーク小農のことを考えてあげる」ことが、いかに彼らの権利を侵害しているかを、高らかに表明しようとしているこの宣言を、私たちの国は「立場を留保」し、「棄権」している』