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「従軍記者」朝日の“値千金のドキュメント”が描く「検察の孤立化」
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「従軍記者」朝日の“値千金のドキュメント”が描く「検察の孤立化」
東京地検特捜部が日産のカルロス・ゴーン会長を逮捕した事件については、 (1)突然の逮捕 (2)逮捕容疑は... 東京地検特捜部が日産のカルロス・ゴーン会長を逮捕した事件については、 (1)突然の逮捕 (2)逮捕容疑は、実際に支払われた役員報酬ではなく、「退任後の支払の約束」に過ぎなかったこと (3)再逮捕事実が、当初の逮捕事実と同じ虚偽記載の「直近3年分」だったこと (4)再逮捕事実による勾留延長請求を、東京地裁が却下したこと (5)延長請求却下の翌日に、特捜部がゴーン氏を特別背任で再逮捕したこと という「衝撃」が繰り返されてきた。 私は、その都度、明らかになった衝撃の事実を解説する記事を書いてきた。 その私にとって、特別背任による再逮捕の翌日の朝日新聞朝刊2面に掲載された【(時時刻刻)特捜、特別背任に急転換 「虚偽記載は形式犯」批判に反発 ゴーン前会長再逮捕】という記事の内容は、この事件の展開や内容に関して、これまで繰り返されてきた「衝撃」に匹敵するほどの「驚き」だった。 朝日記事で明らかになった