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遠い日の物語
もしもし。 電話口の向こうから聞こえる声には、少し不安とためらいを感じた。時計はもうすぐ23時を指そ... もしもし。 電話口の向こうから聞こえる声には、少し不安とためらいを感じた。時計はもうすぐ23時を指そうとしている。こんな時間になんだろう。今日何かあったっけ。それとも–– 。というのも、僕には心当たりがなかった。確かにかわいい子ではあるし、好きな子ではあるんだけれど、どうして今日、今の時間に電話がかかってきたのか僕には全然見当がつかなかった。 彼女と出会ったのは、僕がバイトを初めてすぐの頃だった。青と白のボーダーの服をきて、唐揚げを揚げている最中に表れたのが彼女だった。なんでも、今日はシフトが「たまたま」一緒だった。(彼女曰く、「たまたま」なんてのがあるとすればだけらしいけど、それはまた別の話)。展開早いけど、僕は彼女のことがすぐに好きになった。それは彼女も同じだった。彼女も彼女のことがすぐに好きになった –– というふうにはもちろん解釈して欲しくない。彼女も僕のことが好きになったってこと