じいさんの経験した戦争

じいさんは大戦中呉にいた。呉には予科練？という少年兵の学校があって、じいさんはそこにいたらしい。呉は軍港があって、大和と武蔵が出港していくのを観たそうだ。 じいさんはパイロットではなく、整備工として予科練にいた。戦後は水道工として働いていたから、そこで学んだことがじいさんの稼ぎに繋がってたのかもしれない。 整備工だったから、飛行機の作りには詳しかったらしい。アメリカの飛行機が不時着したのを皆で見に行った時(グラマンと言っていた)、じいさんは「あぁこの戦争は負ける。こんなもの作りをしている国に勝てるわけがない。」と悟ったらしい。 わしらは零戦をネジで手作業で作る。グラマンはリベットうちじゃ。作れる数が違う。 勝てるわけがない。じいさんが誰ともなしに呟いた事はよく覚えている。 戦争が終わった時じいさんは17歳だった。じいさんは予科練を卒業していたが、予科練は学校としては認められず、最終学歴は小

[Satoooon]

俺の爺さんは今の俺と同じぐらいの年齢の頃にビルマのジャングルで英国と戦ったそうだ。故郷の戦友は自分以外全員戦死したらしい。去年静かに息を引き取り、戦友と祖母の元に帰りました。

[mazmot]

ウチの親父より3つ上だな。あの時代、わずかな年齢の差でだいぶと感じたことがちがう。現代でもそうなのかもしれないが。

[mugi-yama]

こういう人が、ほんとに沢山いたんだろうなあ

[kaos2009]

“じいさんは予科練を卒業していたが、予科練は学校としては認められず、最終学歴は小卒になってひどく苦労した”

[mogmognya]

あなたのおじいさまは立派だ。書いてくれてありがとう。

[takamurasachi]

うちの祖母も呉にいて、防空壕で書類を受け取って工場に届ける作業をしてたな。呉が空襲を受けて死んだと思われてたけど、自力で帰ったら親が畑仕事中、頭に巻いてた手ぬぐいを取って泣きながら駆けよって来たって

[danboard_twins]

全く関係ない自己申告ですが、「りべっと」はとろ鉄で知りました。鉄筋の建物でｿﾚを見ると、心の中で幼児のように得意げに「りべっと!」と叫んでしまいます。

[delphinus35]

三国志かな？と思ったら広島の呉だった。「大戦中」という言葉を見てすぐに WWII が思い浮かばなかった自分は平和に慣れすぎているのかも知れない。

[u-li]

“アメリカの飛行機が不時着したのを皆で見に行った時(グラマンと言っていた)、じいさんは「あぁこの戦争は負ける。こんなもの作りをしている国に勝てるわけがない。」と悟った”

[htnmiki]

大晦日の23:55