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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 / 村上春樹 - 誰が得するんだよこの書評
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 / 村上春樹 - 誰が得するんだよこの書評
まず始めに断っておくが、村上春樹はたいして好きじゃなかった。メッセージがないので、読んでも、だか... まず始めに断っておくが、村上春樹はたいして好きじゃなかった。メッセージがないので、読んでも、だからどうした、というふうにしか思えなかった。また、現実離れした会話も、小癪だった。ところがどうしたわけか、今回の小説はすんなりと読めた。相変わらずメッセージはないが、僕のほうとしても以前ほどメッセージ性にはこだわらなくなっていた。どうせ本を読むのだから、なにか人生の糧となるような、前向きな提言がほしい。以前はそう考えていた。だから村上龍の小説は大好きだったし、彼の小説によって救われた面は多いにある。 しかし、学生を終えて将来に対するレールをがっしりとひいてしまった今、もはや他の進路には興味がなくなってしまった。もっと正確に言うと、興味がないわけではない。興味を持ったとしても、この身体をそっちの方向に進路転換することが現実的ではないので、あらかじめ情熱を感じないようにしている、ということだ。 では、