エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
歴史がおわるまえに 書評|與那覇 潤(亜紀書房)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
『中国化する日本』(文藝春秋二〇一一年)で一世を風靡し、近作『知性は死なない』で新しい表現方法を... 『中国化する日本』(文藝春秋二〇一一年)で一世を風靡し、近作『知性は死なない』で新しい表現方法を獲得した歴史学者。その與那覇氏による対談・時事論集がついにでた。與那覇氏の作品を知っている人は、彼の文章に溢れる圧倒的な博学と、斬れ味鋭い軽妙な批評精神に魅せられてきたことだろう。だが評者は、與那覇氏の文章には、どこかやさしさがある、と常日頃から感じてきた。そして今回の著作を手にして、その思いを新たにしたのである。 たとえば、巻頭には「新入社員に贈る一冊」と題した一文が収録されている。自身の就活経験をふりかえりつつ、偶然の選択の積み重なりで、今の自分があることに與那覇氏は気づく。いろいろな可能性があったと感じたとき、心に少し余裕をもつことができた。だから若者よ、就職して困難に出会ったとしても、今の自分以外の可能性に気づき、精神の「自由」を獲得してほしい――これが與那覇氏のメッセージであると思われ
2019/11/17 リンク