鴻上尚史が語った『セクシー田中さん』問題の本質 「脚本家が悪い」空気の中で投稿した真意は？ | AERA dot. (アエラドット)

鴻上尚史さん いまだ収束の兆しが見えない『セクシー田中さん』問題。原作の提供や脚色の経験がある、作家で演出家の鴻上尚史さんのXでの投稿が注目を集めている。問題の本質は、「原作者と脚本家ではなく、出版社とテレビ局です」と鴻上さんは話す。その真意を聞いた。 【写真】えも言われぬ魅力…ドラマで“伝説のベリーダンサー”を演じた女優はこちら ＊ ＊ ＊ ――なぜXにあのような投稿をしたのでしょうか。 ずっと心を痛めていたんですが、論点が原作者と脚本家の話、つまり、原作をリスペクトするべきかどうかとか、原作に忠実に脚本を書くことなどできないといったようなことがたくさん話されていて、この問題の本質からどんどん離れて行ってしまっているように思ったんです。Xで書きましたが、問題の本質は「原作者と脚本家」ではなく、「出版社とテレビ局」です。でも、一向にそのことを指摘する人が出てこない。だから、書きました。

[JULY]

激しく同意。なんとなく「映像化する際に原作を改変する事が悪」みたいな雰囲気になっているけど、それは原作者と映像作成側の間で決めることで、外野が言う事ではない。その調整をすべきテレビ局と出版社の問題。

[blueboy]

「原作を改変しない」という契約条件を、出版社とテレビ局が脚本家に伝えていなかったのだから、責任は出版社とテレビ局にある。脚本家にはない。当然だね。　　→　http://openblog.seesaa.net/article/502308120.html

[hironagi]

「脚本家のインスタを読んだ有象無象の正義マンがSNSで原作者を叩きまくったこと」が無かった事になってるの怖い。"「出版社とテレビ局」の問題"はその通り。

[gomisute44]

きっかけはテレビ局や出版社としても、亡くなるに至った本質は「芦原先生のブログを読んだ有象無象の正義マンがSNSで関係者を叩きまくったこと」の方なのは最後のX見れば想像つくのだが、そこに触れる人は未だいない

[baronhorse]

おれはプロデューサーの懺悔が見たいわ

[differential]

べき論で言うなら「契約書に書かれてるように仕事をするべき」という根本的な「べき」に行き着く話。それが取引先(出版社とテレビ局)に配慮していえないと言うなら、優越的地位の濫用の存在がありそうな話ですね

[lucky_slc]

「「出版社とテレビ局」の問題だという認識が広まってほしいです。それだけでも大きな変化だと思っています。」ジャニーズ性加害も“噂”のまま何十年も放置された。この問題も同じになる気がする。

[alpha_zero]

あの脚本家叩きで脚本家さんに万が一があったら叩いてた人たちはどう反応するんだろう

[red_kawa5373]

朝日新聞は、事実上の系列会社であるテレビ局のプロデューサーに話を聞かないのか？　グループ会社の社員にすらまともに取材ができない新聞社に、なんの価値があるのか？

[Goldenduck]

脚本家が悪いって何周遅れだよって思ったら前にしたポストについてのインタビューか。何が「悪い」かと言ったら構造が悪いのだが一連の発端は脚本家だから、叩かれること自体は避けようがなかったと思う

[Tetrapost]

日テレや小学館といった製作陣の責を問う声は即座に上がっていたよ。しかし企業すら責めるなという謎の態度や、「個人を責めたい」ようにすら見える意見に圧倒されていた。

[tacticsogresuki]

脚本家の問題点は原作者のSNSの内容から、自分は原作に忠実である事を求められていなかったとSNSで最初に発信するべきではなかったのかとは思う。亡くなる前にそれを伝えられていれば様相が少し変わっていた可能性も。

[matsuwo]

TV局サイドは契約前に第1話パイロット版をつくり原作者からOKが出たら制作開始する、原作者は3回まで拒否権発動できる、くらいの枠組み作るべきと思ってる

[triggerhappysundaymorning]

最初の脚本家の傲慢な投稿が最後の引き金になったんじゃないの？