弱いから絶滅するわけではない「進化の不思議」（更科 功）

勝った方が優勝するとは限らない 私が子供のころ、佐田の山（さだのやま）という相撲取りがいた。最終的には横綱まで上り詰めた強豪力士である。しかし、当時の相撲界には圧倒的な強さを誇る大鵬という大横綱がいた。佐田の山はこの大鵬になかなか勝てなかった。 しかし、当時大関だった佐田の山は、1964年9月場所から1965年1月場所にかけて、3場所連続で13勝2敗という好成績を挙げ、しかも3場所目の1965年1月場所には優勝も果たして、ついに横綱に昇進したのである。 もちろん横綱昇進は立派なことだけれど、「とうとう佐田の山も大鵬という壁を乗り越えて、横綱にまでなったか」と思った人はいなかった。なぜなら、その3場所すべてで、佐田の山は大鵬に負けていたからである。 15人の力士と対戦して、一番多く勝った力士が優勝する。だから、優勝するためには、必ずしも全員に勝たなくてもよい。そのため、大鵬と佐田の山の直接対

[susahadeth52623]

そもそも我らホモ・サピエンスも競合相手であったネアンデルタールには脳の容量や体格、運動などのスペックでは負けていたらしい。ただ社会性の高さではホモ・サピエンスが優れていて集団で生き抜くのに長けていた

[sakstyle]

絶滅した人類について、他の人類との競争で敗れたと考えがちだけど、別の生き物との競争や環境の要因の方が大きいんじゃないの、という話

[versatile]

「たとえ大鵬には負けたって、他の力士に勝てば優勝できる」いや、大鵬が全勝したら優勝は大鵬でしょう。（Take a fried leg

[myogab]

跳躍的進化は往々にしてネオティニーである。我々は多段階的にロリコンの末裔である。

[fai_fx]

今に限っては、ウイルスに絶滅させられた種族もありそう…とか思っちゃう。

[kozilek]

生物は弱肉強食ではなく適者生存なので、当たり前の話。ちょっとタイトルが不適切では？

[unfallen_castle]

現生人類には生存競争のライバルとしての野生生物が存在しないから、昔の人類についてもそうだったと考えてしまいがち、というのはあるのかも知れない