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なぜ「日本」は「世界一の鉄砲大国」に? その「意外な要因」(播田 安弘)
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なぜ「日本」は「世界一の鉄砲大国」に? その「意外な要因」(播田 安弘)
歴史とは、人と物が時間軸・空間軸の中をいかに運動したかを記述するものである。話題騒然の前作に続き... 歴史とは、人と物が時間軸・空間軸の中をいかに運動したかを記述するものである。話題騒然の前作に続き、日本史の「未解決事件」に「科学」を武器に切り込む! 本記事は播田 安弘『日本史サイエンス〈弐〉 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く 』(ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。 たたら製鉄が生んだ高度な製鉄技術 倭国と呼ばれていた卑弥呼の時代、日本は世界初とされる翡翠加工の技術を活用し、「翡翠と鉄の道」を通して朝鮮半島から鉄を手に入れていました。その後、古墳時代になると鉄鉱石の産出は少ないかわり砂鉄が豊富に採れるという地質的特徴を生かし、渡来人の指導も得ながら、世界でも類のない独自の方法で鉄を精練するようになりました。それが「たたら製鉄」と呼ばれている精錬法です。 たたら製鉄は木炭を燃料にして砂鉄を加熱し、鉄を採りだすもので、炭の温度が1200度と比較的低温のため鉄に炭素や不純