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作家・ねじめ正一さんの「人生最高の10冊」~尾辻克彦さんのような小説を書きたくて() @gendai_biz
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作家・ねじめ正一さんの「人生最高の10冊」~尾辻克彦さんのような小説を書きたくて() @gendai_biz
言葉が持つ力に魅了されて 昔のことですが、作家の高橋源一郎さんが僕の『高円寺純情商店街』を読んで「... 言葉が持つ力に魅了されて 昔のことですが、作家の高橋源一郎さんが僕の『高円寺純情商店街』を読んで「尾辻克彦だね」と言った。あれは本当に嬉しかったですね。というのも、僕が小説を書き始めたとき、尾辻さんのような小説を書きたいと思っていたから。 尾辻さんの小説の特色は、細部へのこだわりにある。『国旗が垂れる』は、大晦日に日の丸の旗を買いに行く話です。近所の店を探してまわるんだけれども、文房具屋にも金物屋にも置いていない。 ようやく手に入れたら今度は、玄関に飾っていることに対する他人の目が気になってくる。そういう主人公の心理と行動を克明に書いていくんだね。 こだわりといえば、この本に入っている別の短編「露地裏の紙幣」がまたすごい。 子供と銭湯帰りに、「左記千円札を紛失しました。特徴・表から見て左上に醤油のシミあり……」と書かれた張り紙を見つける。それらしき千円札を拾い、届けに行く話だけど、描写の克