経済学者の7つの罪 - himaginary’s diary

をインドのLivemint紙で編集者のPramit Bhattacharyaが挙げている（H/T Mostly Economics）。 アリス・イン・ワンダーランド的な仮定 1989年以降のネオリベ的なコンセンサスは、1970〜80年代の合理的期待革命に基づいていた。 そうした考え方はシラーらによって批判されていたが、2008年の破綻まで大部分のマクロ経済学者はそれらの批判を無視していた。 危機後の政策対応は昔ながらのケインズ的な需要管理政策（財政刺激策）に立ち戻ったが、それは、より優れて厳密な合理的期待経済モデルが30年前に取って代わったはずのものだった。 最先端の合理的期待モデルが失敗したのは、企業間の区別をすべて無くし、個人や商品をすべて均一化するという極めて問題のある仮定のせいだった。Jonathan Schleferは2012年の著書「The Assumptions Econom

[mcgomez]

要するに、「現実に合わない説明に固執してて信頼を失ってる」ってことね。

[sawasho]

政治家が現実を直視しなくて済む現実否認型の経済理論を考えるのが経済学者の仕事になってるね。特にネオリベ経済学。

[hiroaj]

経済学って天動説かそのあたりのレベルで止まった学問なんじゃないかなぁとアメリカや日本の実態経済を見て思うのよ…

[kowa]

こういう文学的な批判ばっかりしてるから文系経済学者は罪なんだよ。検証可能（反証可能）な議論をしろよ

[gruza03]

ネオリベ的なコンセンサスを称賛し、「マクロ経済学の状態は良好である」とする論文を書いたが（cf. ここ）、危機のわずか数年後にはネオリベは行き過ぎていたのではないか、と疑問を呈するようになった。

[toraba]

「経済の単なる一つのモデルを経済の唯一のモデルと誤認する経済学者が多くなった。文脈と状況に応じて正しいモデルを選択する技術が疎かにされた」

[allezvous]

国家公務員試験のミクロマクロの弊害、ありそう

[Gondwana]

「一人で二つの罪を犯していたのはケインズ卿でした」

[yasudayasu]

経済学者になった学生は経済学の別の側面に触れる機会があったが、経営者や政策担当者になった学生は、入門課程で教えられた経済に関するナイーブな見方に終始することが多い。

[Cru]

経済学のダメダメさ加減について

[osaan]

リンク先も参考になるのでメモ。経済史については激しく同意。是清のリフレについて知っていれば、アベノミクスについて過剰に期待したりトンチンカンな批判をしたりすることもなかっただろう。

[maturi]

Sin 1: Alice in Wonderland assumptions　Sin 2: Abuse of modelling　Sin 3: Intellectual capture　Sin 4: The science obsession　Sin 5: Perpetuating the myth of ‘the textbook’ and Econ 101　Sin 6: Ignoring society　Sin 7: Ignoring history