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『原節子の真実』 - HONZ
原節子が出演する映画を初めて見たのは、17歳でイタリアに移り住んだ時のことだった。映画好きの大学生... 原節子が出演する映画を初めて見たのは、17歳でイタリアに移り住んだ時のことだった。映画好きの大学生の友人に、ある日「君は日本人なのに小津安二郎も知らないで、画家という表現者になるつもりなのか。どうかしている」と呆れられ、フィレンツェの下町にある学生向けの汚い映画館で見せられたのが、『東京物語』だった。今でもなお、小津安二郎は欧州の映画好きが年齢問わず強く支持する監督のひとりであるが、その後様々な日本映画を通じて原節子という女優をイタリアの映画館のスクリーンやテレビで見ることとなる、その始まりがこの作品だった。 上映が終ると、私たちは映画館の中にあるカフェへ移動して、その場にいた仲間と熱心にそれぞれの『東京物語』評を交わし合った。日本とイタリアの家族のありかたの違い、情動の抑えられた静かで深い表現。映像についてのあれこれを語り合う中で、イタリア人たちは皆、登場人物の紀子を演じた原節子を”あの
2019/02/01 リンク