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ある研究室でのラブストーリー(その2) - クマムシ博士のむしブロ
T市民が待望していた、T市と東京を結ぶ鉄道路線が、ついに開通した。この春、大鷲京太は博士課程三年生... T市民が待望していた、T市と東京を結ぶ鉄道路線が、ついに開通した。この春、大鷲京太は博士課程三年生になっていた。新入生の竹園紗季をポスドクの観音台則夫に奪われてから、すでに3年が経過しようとしていた。 この間、京太に恋人が出来たことは一度としてなかった。彼女いない歴も26年間に更新した。動物生態学研究室に、紗季以外に好みの女の子がいなかったわけではなかった。だが、アタックしたところで振り向いてくれる女の子がいるようには感じられなかった。そしてなにより、京太にはアタックする意欲そのものが失われていた。 日頃から則夫にさんざんコケにされ続けた京太は、研究室内ヒエラルキーの下位から脱することができなかった。このようなヒエラルキー地位にいる限り、周囲からはオス的魅力に欠けるダメ男子として見なされてしまう。女の子からモテなくなるのだ。 こうなると京太自身も、研究室内での自分のヒエラルキー地位と非モテ
2013/11/11 リンク