索引の歴史は、時間と知識についての物語である──『索引 ～の歴史 書物史を変えた大発明』 - 基本読書

索引 ～の歴史 書物史を変えた大発明 作者:デニス・ダンカン光文社Amazon主に重要な単語や人名が何ページに出てくるかを示すために巻末についている「索引」。索引はノンフィクションについていることが多いが、これに注意を払う人はあまり多くないだろう。調べ物でもなくただそのノンフィクションを頭から尻尾まで楽しみたい人にはそこまで必要なものとはいえない。実際、僕も読まない方が多い。 しかし何か具体的な目的を持ってある本を読んだり、読み返したりする人にとってはとても重要な存在である。えーとこの本のフロイトについて言及してる箇所が知りたかったんだけどどこだったっけな……という時に、電子書籍なら検索で一覧が表示されるが紙の場合は索引がなければ最初から読み返す必要があるからだ。 本書『索引 ～の歴史 書物史を変えた大発明』は、そんな索引の歴史について書かれた一冊である。僕が日頃読むノンフィクションには日

[Imamura]

ページ番号は「ノンブル」といいます。索引作るの大好き。索引だけを作って食べていけたら最高だけど日本に「索引家」という仕事はない

[EoH-GS]

“1200年代初頭は印刷術は発明されておらず”ヨーロッパの限定の話か。こっちだと工具書が索引にあたるのかなぁ。

[sakstyle]

ページ数が意味をなさない時代（写本）から索引ってあったのか……索引は1230年頃に誕生。聖書を章わけし、その章をさらに分割して、その位置を示した、と

[kmaebashi]

著書がKindle化されたとき、索引はあるのにページ番号は書いてなく、直接飛べるリンクにもなってなくてたいへん悲しかったことですよ。

[uk_usa_tv]

英米の料理の本には詳細な索引がついてるものが多くて、材料や調味料、調理法別で作りたいものを探す時に高速で見つかって重宝する。日本だとベターホームの本には索引あるけど、まだかなり物足りない。

[Guro]

そうか！「100分で読む～」では読んだことにならない！論が、索引にもあったのか。

[mawhata]

取扱説明書の索引は一般人でも結構お世話になるよね。

[ja_bra_af_cu]

"現代でめったにフィクションに索引がないのはなぜなのか(失敗の歴史があるからだが、どのように失敗してきたのか)[...]本書の索引は、日本語版索引、索引家による索引、コンピュータによる索引と3つもあって、力作"