北朝鮮が核実験トンネル掘削、3月までに実験可能に＝報道

１２月１５日、北朝鮮が３度目の核実験に向けてトンネルを掘削していると、韓国の朝鮮日報が伝えた。北京で５月撮影（２０１０年 ロイター/Jason Lee） ［ソウル １５日 ロイター］ 韓国の朝鮮日報は１５日、北朝鮮が核実験場のある北東部の豊渓里で、核実験に向けトンネルを掘削していると伝えた。これにより、来年３月までに３度目の核実験が可能になるとしている。 掘り出された土の量から推測すると、トンネルの長さは現時点で５００メートルに達しており、これは核実験を行うために必要な長さの半分に相当するという。 同紙はまた、情報関係者の話として、北朝鮮は先月ウラン濃縮施設を公開した寧辺の核施設でも新たな作業を加速させていると伝えた。 情報関係者は「北朝鮮は２カ所の核施設でかなり真剣にトンネルを掘り進んでいる。このぺースで行けば、（豊渓里の）トンネルは来年３月から５月までに、核実験に必要な１キロに達する見