建設分野の外国人材活用、年度内めどに緊急措置決定へ＝菅官房長官

［東京 ２４日 ロイター］ - 菅義偉官房長官は２４日、閣議後の会見で、建設分野での労働者不足に対応するため、外国人材の活用について年度内に当面の時限的な緊急措置を決定する方針を明らかにした。この日の朝、関係閣僚で会議を行い、議論をスタートした。 菅官房長官は「持続可能な経済成長を達成していくために必要な外国人材活用のあり方については、先日、日本経済再生本部で決定した『成長戦略強化のための今後の検討方針』でも必要分野、人数などを見据え、国民的議論を進めていくということになっている」と指摘した上で、「これとは別に建設技能労働者の不足問題について、復興事業の加速化や東京オリンピック・パラリンピック関連施設整備対応のため、年度内をめどに当面の時限的な緊急措置にかかわる結論を得るよう、関係閣僚会合で先行的に検討していく」と説明した。 この日から始まる通常国会については「デフレ脱却をはじめとする日本