③『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

『男色子鑑』巻四の一「縁は朽ちせぬ二世の契り」の続きですヾ(๑╹◡╹)ﾉ" ちゃんと、下の方に現代語訳と解説がありますよヾ(๑╹◡╹)ﾉ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 遥々《はる／゛＼》の道中、「雪吹《ふぶき》の為《ため》の𤋎大豆《いりまめ》に花は咲くとも、親仁の氣色は寒の開き前、浮雲《あぶなし》」と急ぐ心に里人の雪舟《そり》引く形《なり》も余所《よそ》に見なし、日数程経て行《ゆ》き着《つ》けば、「悲《かな》しや、三日前に㝡早《もはや》親仁様はあの世の風が誘ひました」と聞くより、はつと胸《むね》迫り、「迚《とて》も逢《あ》ひ見ぬ物ならば、下るまい物、離《はな》れ難《がた》き中を生《い》き別《わか》れにし、遙〻《はる／゛＼》の憂《う》き難所《なんしよ》凌《しの》ぎ来る

[Kitajskaya]

佐左衛門さん、はるばる京都から苦労して越後まで帰省したのに、親の死に目に会えなかったのはたいそう悲しいことでしたね。それにしても季節を2つもまたいで行うなんて、昔の法要は随分と大変だったのですね。

[sg8yktrt]

テッペンカケタカ！！すごい表現です。三つ目さんはテッペンハゲタカ！う～んおもしろすぎる。

[dantandho]

道中記風の部分でもありますね。続き、興味があります。

[mkonohazuku]

お父様の死に目に会えなかったのですね。可哀想でしたね。鹿之介、話の続きが気になります。

[harienikki]

間に合わなかったのは気の毒…。確かに列車で行くのとは訳が違うから、時間かかるし山道で草臥れるし…。鹿之助は大人しく京都で待っていたのでしょうか？ちょっと気になります。(^O^)

[mashley_slt]

昔だったら途方も無い遠さでしょうね…何日もかけてとありますが実際にどのくらいかかったのかと気になりました(^_^;)大変だっただろうなあ。

[hukunekox]

せっかく戻られたのに残念でしたね💦初夏になってしまうのですね、鹿之助は待っててくれてるのでしょうか、気になります☺️

[URURUNDO]

「ホトトギスが鳴き出す頃」、美しい表現です❣️

[aka_koushi]

今日の文章は趣がありますね。ご紹介ありがとうございます。越後と京都の距離の遠さを感じます。お父さんの死に目に会えないのつらいですね。続きが気になります。

[kaedeya]

何やらフラグが立ってしまったような気がしてなりませんが。

[urimasaru]

3日前って、結構うまく行けば間に合った感じですね(●´ω｀●)💦

[santa-baking]

やはりこの時代の移動は準備も含めて大変なようで、雪の時期に出掛けて、初夏に戻るということなのですね。それだけの時間、悲しい思いに沈まされるのも辛いです。(T_T)/~~~

[kaze_no_katami]

これはもしかして大悲劇なのですか？😢