サッカーＷ杯：気を抜けぬタイ戦 攻めきる冷静さを | 毎日新聞

Ｗ杯ロシア大会・アジア最終予選 対タイ戦（２８日） 難所だった敵地でのアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）戦を乗り越え、次は勝てば最終予選突破が見えてくる試合。最下位のタイをホームに迎えるが、ハリルホジッチ監督は「たくさんの人が簡単な試合と思っているかもしれないがそれは逆。ちょっとの気の緩みが受け入れられない結果を招く」と引き締めを図る。 日本は地力の差がある相手でも、引き気味にゴール前を固められると手を焼いてきた。２次予選初戦、ホームでのシンガポール戦でも無得点で引き分けた「前例」もある。相手の出方次第だが、ハリルホジッチ監督は打開策として二つの戦術を用意していると話し、「ＦＷ陣には『点が入らなくても自信を失ってはいけない。最後の最後まで冷静に』と伝えた」。サイド攻撃やミドルシュートなど幅広い攻撃で揺さぶり、落ち着いて好機を決め…