大学入試：新テスト センター試験から大きく様変わり - 毎日新聞

センター試験に代わって２０２０年度に始まる大学入学共通テストの試行調査（プレテスト）が１０日、全国の大学など５２８会場で始まり、高校２、３年生約８万４０００人が新たに記述式が導入される国語と数学１・Ａなどの問題に取り組んだ。試行調査は昨年度に続き２回目で、実際に問題を解かせる調査は最後となる。前回の課題も踏まえて、より本番に近い問題になっており、共通テストの方向性が明確に示された。 大学入試センターによると、高校延べ１８５１校が調査に協力。１０、１１日の２日間で国語▽数学▽地理歴史▽公民▽理科▽英語の６教科１８科目を実施する。前回の会場は高校だったが、今回は本番を想定して主に大学を使用した。センターは全科目の正答率が５割になるのを想定して作問しており、採点結果は今年度中に公表する。正答率だけでなく、将来的に段階評価に移行することも見据え、各科目の得点に応じて９段階に分類した…

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「知識だけでなく、思考力や判断力などを測る問題が増えた。良問は受験生にとっては難しい」

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駿台教育研究所の石原賢一部長は問題について「前回に比べて一問一答式が減り、知識だけでなく、思考力や判断力などを測る問題が増えた。センターの過去問をこなすだけだと解けない良問が多い」と一定の評価です。