時の在りか：家業としての安倍政治批判＝伊藤智永 | 毎日新聞

岸信介新首相（中央）就任を祝う親族ら（左から安倍晋太郎、安倍洋子、岸良子、信介氏に抱かれる安倍寛信、安倍晋三各氏）＝東京都港区の外相公邸で1957年2月25日、本社写真部員撮影 安倍晋太郎元外相の臨終間際、病室に「安倍派四天王」がそろった。病床の両側から三塚博元蔵相と加藤六月元農相が口々に「会長、後継は私に」と叫ぶ。部屋の隅で椅子に腰掛けうなだれる塩川正十郎元財務相。携帯電話で誰か（きっと竹下登元首相だろう）に状況報告しながらしきりと部屋を出入りする森喜朗元首相。没後の派閥抗争は死の床の脇ですでに始まっていた――。 4人の様子を劇画調に語ってみせたのは、まだ当選2回の安倍晋三氏である。酒席の皆が爆笑する中、私は1人黙した。数年前、晋太郎氏が危篤の病院前で一晩中、出入りを見張っていたので、そんな場面はなかったと気づいたのだ。晋三氏の話芸は派閥分裂の人模様を巧みにとらえていたが、いかんせん面白

[shun_shun]

話を面白おかしく盛るセンスがあったとは意外。バレバレの嘘をついて場を白けさせそうな印象しかなかったので。

[nao_cw2]

ほら話とわかっていても周りが同調するのでその積み重ねが嘘も誠として支持者の中で伝聞されている／つーかさ安倍さんの嘘つきエピソードなんていくらでもあるのに世間は何見てたんすかね？

[shatomori]

"アベノミクスが、人事で言いなりの秀才たちに一の矢（金融）と二の矢（財政）を射させながら、三の矢（成長）が不発に終わったのは、異次元の才能や意欲を無自覚に排斥していたからだ"

[Ereni]

伊藤智永 元ジュネーブ特派員と,マジかよ。海外論調全く見てないだろ／暗殺時"strategic genius"という表現は幾つか見た。海外評価の驚異的高さは、岸直系の日米同盟路線に由来する。対中、アジアの自由の橋頭堡という認識

[wackunnpapa]

“確かにトランプ氏とプーチン氏からそろって「シンゾーはいいやつだ」と好かれたのは特殊な才能と言えるが、それは世界的社交家の証しであって、戦略的外交家と呼ぶにふさわしいかは入念な検証を要する。”

[aniyan53]

“4人の様子を劇画調に語ってみせたのは、まだ当選2回の安倍晋三氏である。酒席の皆が爆笑する中、私は1人黙した。数年前、晋太郎氏が危篤の病院前で一晩中、出入りを見張っていたので、そんな場面はなかったと気づい

[corydalis]

アベの「害交」ねぇ。アベが父親のかばん持ちをやってたとき、晋太郎は外相だったから経験は詰んでたとは思う。ただ、彼はオトモダチ優遇だから、日本の国益を損なっても海外からちやほやされることを選んだだけ。

[myogab]

安倍は嘘吐きと言うより記憶力がお粗末で、自己記憶の改竄を無意識に行っているだけだと思うな。「だけ」って言うと過小評価のようだが、政治家としては実に有害。虚偽記憶の埋込みも容易い。

[mahal]

地政学的な外交戦略の実践って割と外形的に「誰でもわかる合従連衡ゲーム」になりがちだけど、その「実践」はいみじくも張儀が「吾が舌はありや」と言い放ったように社交家的な資質含めた「舌」で実現されるもんでは

[sarutoru]

←座談の名手の盛り癖について

[VodkaDrive]

何というか、「嘘吐き七割・ホラ吹き三割」って印象。青山あたりになると「ホラ吹き八割・嘘つき二割」って感じだが。

[maturi]

んな場面はなかったと気づいたのだ。晋三氏の話芸は派閥分裂の人模様を巧みにとらえていたが、いかんせん面白すぎた。できすぎた話の底意に、亡父の政治遺産を千々に食い荒らされた恨みが聞き取れて、逆に笑えない。

[yas-mal]

芥川の「枯野抄」みたいな。

[cj3029412]

河村たかしが反発したのが例えばこれで、河村が救い難く馬鹿なのが、減税日本という擬似家族的互助会を作って、施策の目玉に給与削減を掲げたことです。そりゃ負ける(ジリ貧不可避)(呆)

[iwasi8107]

"晋三氏の盛り上げ上手は国際的にも定評がある。それが死後の弔意ラッシュに表れた。ただし人気と実力と功績が必ずしも一致しないのは、政治家も映画スターと大差ない。"

[taketake89]

“4人の様子を劇画調に語ってみせたのは、まだ当選2回の安倍晋三氏である。酒席の皆が爆笑する中、私は1人黙した。数年前、晋太郎氏が危篤の病院前で一晩中、見張っていたので、そんな場面はなかったと気づいたのだ”

[vox_populi]

「「安倍派四天王」（中略）の様子を劇画調に語ったのは当選2回の安倍晋三氏」「私は（中略）晋太郎氏が危篤の病院前で一晩中出入りを見張っていたので、そんな場面はなかったと気づいた」。既に嘘つきの片鱗が。