中古学生服で節約の一方、高級海鮮丼に舌鼓 日本の消費の現在地 | 毎日新聞

江戸の町並みを再現した「豊洲 千客万来」には連日多くの観光客が詰めかけていた＝東京都江東区で2024年5月10日正午、古川宗撮影 内閣府が16日発表した2024年1～3月期の国内総生産（GDP）の速報値は、2四半期ぶりのマイナス成長となった。物価高による個人消費の低迷が続いており、日用品を中古で代用するなどして家計を切り詰める家庭も少なくない。一方、2月に東京都内で開業した観光施設では1杯5000円を超える海鮮丼に手を伸ばす人も。二極化する日本の消費の現場に足を運んだ。 習い事の原資 中古服で確保 「『入荷したら、教えてほしい』という問い合わせはよくありますね。1点でも合うサイズがあれば、購入したいみたいです」 そう語るのは、東京都台東区にある中古学生服店「さくらや台東店」の店長、塚本郁美さん。22年9月にオープンした店内には小中学校や高校の学生服約3000点が並ぶ。販売価格は定価の3割以

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二極化。